古来より伝わる式次第にのっとった神前挙式は、神聖な場に入る前に手水で手と口を清める「手水の儀」から始まります。
祭典に先立ち斎場祭具参列者を祓い清める儀式です。一同起立し、頭を軽くさげて、斎主のお祓いをうけます。
斎主が神前にふたりが結婚したことを報告し、幸せが永遠に続くように祈ります。
ご神前にお供えをしたお神酒をお下げし、三三九度のお盃事で、夫婦の契りを結びます。
新郎新婦が神前に進み、夫婦の守るべき道が書かれた文章をふたりで読み上げます。
巫女が三方に指輪をのせて持ってきたら、新郎が新婦の左手薬指に贈り、同様に新婦が新郎に贈ります。
神楽は最も格式の高い参拝方法で、神さまをお慰めし共に楽しむものです。伶人が奏でる雅楽に合わせ、巫女が舞いを奉納します。
榊の枝に紙垂(しで)をつけた玉串を神前に供えます。玉串に自分の心をのせ、神にささげるという意味がこめられています。
両家の親族の前にある盃に御神酒が注がれ、「親族固めの盃」をいただきます。
結婚式をつかさどる役目の神職である斎主が婚礼が整ったことと、新郎新婦へのお祝いの言葉を述べられます。