仲人をたてて行う、伝統的な結納式に最も近いスタイルです。仲人様に両家を行き来していただくのが本来の形式ですが、日程を調整し一同に会していただく現代風となっています。新婦様ご自宅もしくは会食会場、どちらもサポートたします。
男性とその家族が先に入り、上座に結納品を飾ります。その際女性側は別室で待機します。その後女性側が部屋に入り、飾りつけをします。
男性側は中央に向かって右側、女性側は左側に着席します。両家が着席した後、お仲人様が入場、着席します。
一同起立し、男性の父親が仲人様と列席者に対し開会の挨拶をします。終わったら深く一礼し、着席します。
仲人様からご挨拶の言葉をいただきます。一同深く返礼します。
男性側の母親が結納品を台ごと持ち、お仲人様の前に置きます。母親は一礼して席に戻ります。
仲人夫人が男性側から渡された結納品を女性本人の前に運び、仲人様が口上を述べられます。
結納品のなかから、女性本人が目録をとり、目を通します。その後父親、母親の順に同様に目を通し、女性本人が台に戻します。
仲人夫人が男性の母親に受書を差し出し、挨拶をされます。母親から父親、父親から本人の順に渡します。本人が目を通し、お礼を述べます。
引き出結納がある場合は、手順5~8を女性側から男性側へというように行います。引き出結納を省く場合は、手順8の後手順10へ。
両家の母親が、それぞれ受け取った結納品を自分側の結納が置いてあった場所に仮置きします。引き出結納がない場合は、女性側の母親があらためて結納品を飾ります。
仲人様が結納式終了のお祝いの挨拶を述べられます。
男性側の父親が仲人様にお礼の言葉を述べます。この後、男性本人、女性本人がお礼の挨拶をする場合もあります。終わったら一同深く礼をします。
祝宴を別室で行う場合は仲人様、仲人夫人様、男性側、女性側の順に退室します。乾杯の音頭は仲人様にとっていただきます。